裕福な家庭で育った彼女・・・

これは私が大学生の時に付き合っていた彼女のお話です。
バイト先で一緒になったMさん。
性格が明るく可愛らしい彼女。
同じ大学生でありながら大人びた感じの彼女でした。
私より先輩で何もわからない私に丁寧に仕事を教えてくれました。

半年ほど経ったころからお互いを意識するようになりクリスマスの日にディナーに誘いました。
そして私から告白して付き合う事に。
この時はまだ、彼女は裕福な家庭の育ちだと知らなかったのです。
特にブランド品を身につけることもなく全く判りませんでした。

付き合い始めて半年ほどしたころから少しずつ、彼女と私の金銭感覚のずれが気になるようになりました。
特にブランド品に拘ることはないのですが持っている服の数が多くて同じ服を着ることがほとんどありません。
食事の時も1回に掛ける金額が学生の域を超えています。
初めて彼女の家に行って驚愕の事実が判明しました。
まるでホテルのような大きな家。
駐車場には高級外車が6台。
絵にかいたようなお金持ちの家庭で育った彼女だったのです。
正直、あまりの身分の違いにショックを受けました。
特に彼女は私との身分の違いを意識してはいませんでしたが金銭感覚の違いは私には理解できませんでした。
物は大事にするのではなく壊れたら買えばいいという考えは全く理解できませんでした。
段々と、彼女の方がおごってくれるようになりそれが私にとって重荷になってきました。
周りから見れば旅行も食事も彼女持ち。
しかも可愛く性格も悪くないMさんですから羨ましい限りだったかもしれません。
ただ、将来的な事を考えると私には不安しかありませんでした。
育ちが違い過ぎるとそれがしんどく感じるのです。

ある日、私は正直に彼女に伝えました。
金銭感覚の違い、育ちの違いが私にとって重荷になっていると。
彼女もうすうす気づいていたようです。
私が宝くじでもあててすぐにお金持ちにならないとこの溝を埋める事なんて出来ません。
将来、必ず歪が出来るのは予測できます。
そこで、彼女と話し合い別れることにしました。

良く、逆たまなどと言われますが皆さんが思っているほどいいものではないと思います。
育った環境の違いのせいで正直、しんどいと思います。
楽しそうに海外旅行の話や高級レストランでの食事の話をされるたびに辛くなってきます。
勿論、相手はそれが普段の生活ですから自慢でもないことは解っています。
自慢なら聞き流すことができるのですが自慢ではなく普段の生活だからこそ聞き流せず重荷になるのです。
もし、お金持ちの彼女と付き合い結婚してお金持ちの生活に紛れ込もうと思っている人が居たらやめておいた方が良いかもしれませんね。
将来を見つめてお付き合いをするなら同じような環境で育った相手という事が絶対条件だと学びました。
その後、私は自分と似たような環境で育った彼女と付き合って結婚し、幸せな家庭を築いています。
一時は逆たまなんて考えましたがこれで良かったと思っています。